大阪府放送・視聴覚教育研究会では、月1回程度メディアを利用した「学びと教え」の研究会を開催しています。
園田学園女子大学の堀田博史教授を指導講師に「ミニ講義」「実践報告」「模擬授業」「NHK学校放送番組の検討」「最新のICT機器の紹介」などを行っています。
1 堀田先生ミニ講義
『ICT夢コンテスト受賞研究内容
~支援学級、学校の取り組み~』
平成27年度「教育の情報化」推進フォーラム
で発表された支援学校の取り組み紹介。
書籍・画像・動画・音楽・アプリなどをメディアサーバーに保存し、タブレット端末を用いて、「いつでも」「どこでも」「簡単に」使える環境と整えることで、児童生徒が主体的に活動し、図書やタブレット端末に自発的・積極的に親しむようになった取り組みや全盲児に対する空間認知を養う教材の開発の取り組みなど「ICT夢コンテスト2015」で受賞した5事例の紹介があった。
5事例のテーマはWebページ参照 http://www2.japet.or.jp/seika/ictprogram.html
2 輪読「放送メディア研究12」NHK放送文化研究所
第2部 教育メディアの課題と新たな活用法の分析
■創造的な学びの場づくりとメディアの役割
石戸奈々子(NPO法人CANVAS)
上野先生から内容の要約があった。CANVASは子ども自身の創造力を育むことをめざし、欧米のチルドレン・ミュージアムをモデルにしてワークショップの博覧会イベントであるワークショップコレクションを展開。放送とネット、実際の体験を提供するワークショップがシームレスにつながっていくことにより、子どもたちの日常と学校教育を切り離さず、学校・家庭・地域が連携し、一貫性をもって学べる環境づくりに寄与する活動をおこなっている。学校とは違う視点での取り組みの紹介であった。
3月学びと教えの研究会 今年度最後の学びと教えの研究会になります。 多数のご参加をお待ちしております。
2 場 所 園田学園女子大学 3号館(図書館)1階ラーニングコモンズ 尼崎市南塚口町7-29-1
(阪急神戸線「塚口駅」から約1km) http://www.sonoda-u.ac.jp/access.html http://www.sonodau.ac.jp/campuslife/guide.html http://ufinity08.jp.fujitsu.com/sonoda_lib/?page_id=133 TEL:(06)6429-1201(代表)
情報教育センター<直通>TEL 06-6429-9909
3 内 容 (1)堀田先生のミニ講義 「ICT夢コンテスト受賞研究内容~支援学級、学校の取り組み~」
(2)輪読 「放送メディア研究」(NHK放送文化研究所)
以下の部分を事前にお読み下さい。※https://www.nhk.or.jp/bunken/book/regular/media/media_12.htmlからも読めます。
第2部 教育メディアの課題と新たな活用法の分析
■創造的な学びの場づくりとメディアの役割
(3)その他
|
1 堀田先生ミニ講義
『全国縦断 教育の情報化セミナーin福井
普通教室におけるタブレット端末の活用事例とその効果」を振り返って』
つくば市立春日学園 春日小学校・春日中学校 の実践では、一人一人の子どもたちに確かな学力をはぐくむために一人1台のタブレットを活用することによって、数値として学力の向上が見られたこと。また特徴的な取り組みとして全員がプレゼンテーションできるような活動や思考ツール、デジタル思考ツールを使った取り組み等が紹介された。草津市立渋川小学校ではICT機器の活用による教育的効果の研究が紹介された。
2 輪読「放送メディア研究12」NHK放送文化研究所
第2部 教育メディアの課題と新たな活用法の分析
■メディア活用とリテラシー育成
中橋 雄(武蔵大学)
荒木先生から内容の要約があった。「メディア・リテラシー」について、これまで描いてきたイメージをもっと広げた定義が提案されており、認識をあらたにするとともに、本の内容も含めた意見交換が行われた。
2月学びと教えの研究会 1 日時 平成28年2月19日(金)午後6時30分から 2 場所 豊中市蛍池公民館 講座室2 阪急宝塚線蛍池駅・大阪モノレール蛍池駅 西側 すぐルシオーレビルA棟5階 (連絡デッキから入れます) 〒560-0033 豊中市蛍池中町3-2-1-501 電話:06-6843-5561〒541-0053 下記URL参照 http://www.city.toyonaka.osaka.jp/shisetsu/koumin_library/hotaru/hotarugaiyou.html 3 内容 (1)堀田先生ミニ講義 『全国縦断 教育の情報化セミナーin福井 (2)輪読 放送メディア研究12 (NHK放送文化研究所) ※ https://www.nhk.or.jp/bunken/book/regular/media/media_12.html から読めます 第2部 教育メディアの課題と新たな活用法の分析 ■「メディア活用とリテラシーの育成」(p125~) 武蔵大学 中橋 雄 教授 (3)その他 |
1 堀田先生ミニ講義
「論点整理のイメージでの”持続可能な社会づくりに向けた態度”で求められる内容とは」
新しい学習指導要領で育成すべき資質・能力についての基本的な考え方の整理をしていただいた。http://www.mext.go.jp/component/b_menu/shingi/toushin/__icsFiles/afieldfile/2015/12/11/1361110.pdf
ⅰ)習得・活用・探究という学習プロセスの中で、問題発見・解決を念頭に置いた深い
学びの過程が実現できているかどうか。
⇒「何を知っているか、何ができるか(個別の知識・技能)」
既存の知識・技能と関連付けて構造化していくことにより、知識・技能の定着を図るとともに、社会の様々な場面で活用できる知識・技能としていけるようにする。
ⅱ)他者との協働や外界との相互作用を通じて、自らの考えを広げ深める、対話的な学
びの過程が実現できているかどうか。
⇒「知っていること・できることをどう使うか(思考力・判断力・表現力等)」
プロセスを振り返って次の問題発見・解決につなげていくこと(問題発見・解決)や、情報を他者と共有しながら、議論することを通じてお互いの考え方の共通点や相違点を理解し、相手の考えに共感いたり多様な考えを統合
ⅲ)子供たちが見通しを持って粘り強く取り組み、自らの学習活動を振り返って次につ
なげる、主体的な学びの過程が実現できているかどうか。
⇒「どのように社会・世界と関わり、よりよい人生を送るか
(学びに向かう力、人間性等)」
主体的に学習に取り組む態度も含めた学びに向かう力や、自己の感情や行動を統制する能力
多様性を尊重する態度とお互いの良さを生かして協働する力、持続可能な社会づくりに向けた態度など、人間性に関するもの。
持続可能な社会づくりに向かう態度の育成という観点でESDのお話と考えられるプログラムについて意見を出し合った。
2 研修会「反転授業が変える教育の未来」
近畿大学附属高等学校 芝池宗克 先生
輪読「放送メディア研究12」の中でもたびたび取り上げられてる反転授業について
実際に高等学校で実践されている芝池先生からお話を聞くことができた。
・反転授業を始めた経緯も含めて反転授業とはどういうものか
・数学での反転授業の実際(反転授業に使用する動画の例や授業の様子)
・反転授業に不可欠な視点として「生徒とのかかわり方の見直し」
「目的と手段を間違わないこと」など
具体的に実践されてきたなかでのお話を聴くことができた。
1月学びと教えの研究会
2 場 所 (株)内田洋行大阪支店(大阪ユビキタス協創広場CANVAS) 1階フューチャークラスルーム 大阪市中央区和泉町2-2-2 TEL:06-6920-2425
地下鉄谷町線・中央線「谷町四丁目駅」8番出口より約500m 「論点整理のイメージでの”持続可能な社会づくりに向けた態度”で 求められる内容とは」 (2) 研修会「反転授業が変える教育の未来」 近畿大学附属高等学校 芝池宗克 先生 (3) 大阪府(豊能)大会に向けての打ち合わせ |
1 堀田先生ミニ講義
「放送教育で非認知能力を育むことはできるのか」
スペンサーの氷山モデルよるとスキルや知識のような見えるもの(認知的スキル)と自己概念・特性・動機など隠れているもの(非認知的スキル)があるが、幼児期には非認知的スキルを育てることが重要である。
このことは、ジェームズ・J・ヘックマン著の「幼児教育の経済学」なかで40年以上にわたる追跡調査から、幼少期の環境を豊かにすることが、認知的スキル(学力検査などによって測定される能力)と非認知的スキルの両方に影響を与え、効果はずっと後まで継続するということを明らかにしている。
非認知的スキルとは、
1.開放性(好奇心、想像力、親和性)
2.誠実性(自己統制力、達成への意志の強さ、計画性)
3.外向性(外の世界への積極的なかかわり)
4.協調性(友達との協働)
5.精神的安定性(不安や緊張に敏感、解消)
2 輪読「放送メディア研究12」NHK放送文化研究所
第2部 教育メディアの課題と新たな活用法の分析
■「一人一台端末時代」のメディアと教育
稲垣 忠(東北学院大学)
前回に引き続き、村中先生から内容の要約と参加者との意見交流。
一人一台端末時代は学校制度のデザインを変え、家庭学習と連携を変えていく可能性がある。
12月学びと教えの研究会 1 日時 平成27年12月9日(水)午後6時30分から
2 場所 マイクロソフトソリューション&クラウドセンター大阪 〒541-0053 大阪府大阪市中央区本町1-6-17 TEL:06-4705-7760 地下鉄堺筋線・地下鉄中央線「堺筋本町駅」 (13番出口)より徒歩1分 地下鉄御堂筋線・地下鉄中央線「本町駅」 (3番・7番出口)より徒歩8分 *アクセス地図 参照 http://www.fsi.co.jp/mscc/map_2.html 3内容 (1)堀田先生ミニ講義 ワークショップ「放送教育で非認知能力を育むことはできるのか」 (2)研修会 「反転授業が変える教育の未来」 近畿大学附属高等学校 芝池宗克先生 (3)輪読 放送メディア研究12 (NHK放送文化研究所) ※ https://www.nhk.or.jp/bunken/book/regular/media/media_12.html から読めます 第2部 教育メディアの課題と新たな活用法の分析 ■「一人一台端末時代」のメディアと教育 5から |
1 輪読「放送メディア研究12」NHK放送文化研究所
第2部 教育メディアの課題と新たな活用法の分析
■「一人一台端末時代」のメディアと教育
稲垣 忠(東北学院大学)
村中先生から内容の要約があり、参加者からは本の内容も含めて活発な議論が行われた。
2 堀田先生ミニ講義
「能動的に学ぶ反転授業は成立するか」
反転授業が授業時間を有効に使う点では利点があるものの、先進的に取り組んでいる学校でも回数が減少傾向ある理由として、生徒の疲弊があることが推測される。家庭で一人での学びをネットワークなどを通じて学びあうことによって能動的になっていけるのではとの見解。今後反転授業が広まっていくことを考えると府放視として、放送番組を活用した反転授業用教材ビデオの作成を検討する。
11月学びと教えの研究会 1 日時 平成27年11月2日(月)午後6時30分から
2 場所 マイクロソフトソリューション&クラウドセンター大阪 〒541-0053 大阪府大阪市中央区本町1-6-17 TEL:06-4705-7760 地下鉄堺筋線・地下鉄中央線「堺筋本町駅」 (13番出口)より徒歩1分 地下鉄御堂筋線・地下鉄中央線「本町駅」 (3番・7番出口)より徒歩8分 *アクセス地図 参照 http://www.fsi.co.jp/mscc/map_2.html 3内容 (1)堀田先生ミニ講義 「能動的に学ぶ反転学習は成立するのか」 (2)輪読 放送メディア研究12 (NHK放送文化研究所) ※ https://www.nhk.or.jp/bunken/book/regular/media/media_12.html から読めます 第2部 教育メディアの課題と新たな活用法の分析 ■「一人一台端末時代」のメディアと教育 (3)その他 |
1 堀田先生ミニ講義
「学びの世界を広げるICT活用ーJAET富山大会の振り返り」
大会テーマが広げよう学びの世界ということで Innovation & Challenge in Toyama の頭文字をとってICT
・幼児期からイノベーションをもたらす人を育てるためには2つにスキルが必要。
イノベーションを作りだすスキルと使いこなすスキル。
幼児期には、好奇心、創造力、チームワーク、批判的思考力がはじまるが、なかなか幼児の中からアイデアが出ないのは教員側が一律の教えてしまう、手とり足とりしてしまうところが日本の教育の現状と考えられる。
・富山大学人間発達科学部附属小学校の視察
テーマ「思考の活性化による認識の深まり」
自ら問題意識をもち、意欲的に追究し、新たなものの見方・考え方ができる子供を目指す
授業を視察した中でICTを活用した授業実践の紹介(水の3つのすがた、じしゃくのひみつ)と今後の在り方について教えていただくことができた。
タブレットを活用については、紙ではだめなのかという視点が必要である。
・富山大学人間発達科学部附属特別支援学校の視察
テーマ「知的障害特別支援学校におけるICTを活用したアクティブ・ラーニング」
個に応じた運動やお手伝い活動などに主体的に取り組むチャレンジ活動と教科での児童生徒同士が関わり合って学ぶ協働学習。
数多くの授業実践を紹介していただいた。
これまでの数多くの授業実践校との比較もあわせてまとめとしては
「ICT活用段階はスパイラルに変化する」
2輪読「放送メディア研究12」NHK放送文化研究所
第1部 変容する教育メディアの変遷
■学校におけるデジタルメディア利用の変遷
木原俊行(大阪教育大学教育学部)デジタルメディアの歴史は前史、黎明期、充実期、普及期、発展期に分けられるが、充実期、普及期、発展期の時期に発表者の赤井先生が授業実践された内容(沖縄との遠隔地交流「アイランドクエスト」)の紹介が興味深かった。
第2部 教育メディアの課題と新たな活用法の分析
■教育学におけるメディアの位置
小柳和喜雄(奈良教育大学)
発表の長谷川先生からビデオ発表があった。
3 論文「絵本の読み聞かせ後の問いかけが子どもの物語理解とイメージ形成に与える影響」の解説
読み聞かせ後の問いかけが悪影響があるとの定説について、読み聞かせの途中、読み聞かせ後に問いかけをした場合の影響を調べた論文の解説。
10月学びと教えの研究会
2 場 所 園田学園女子大学 5号館(開学30周年記念館)5階 551教室 尼崎市南塚口町7-29-1
(阪急神戸線「塚口駅」から約1km) http://www.sonoda-u.ac.jp/access.html http://www.sonodau.ac.jp/campuslife/guide.html TEL:(06)6429-1201(代表)
情報教育センター<直通>TEL 06-6429-9909
3 内 容 (1)堀田先生のミニ講義 「学びの世界を広げるICT活用ーJAET富山大会の振り返りー」
(2)輪読 「放送メディア研究」(NHK放送文化研究所)
以下の部分を事前にお読み下さい。※https://www.nhk.or.jp/bunken/book/regular/media/media_12.htmlからも読めます。
第1部 変容する教育メディアの変遷
■学校におけるデジタルメディア利用の変遷(4~7) (赤井先生)
第2部 教育メディアの課題と新たな活用法の分析
■教育学におけるメディアの位置 (長谷川先生)
(3)論文「絵本の読み聞かせ後の問いかけが子どもに与える影響」の解説
|
1 堀田先生ミニ講義
「新学習指導要領でアクティブ・ラーニングをどのように展開したらよいか」
ワークショップで、参加者がそれぞれイメージしている「アクティブ・ラーニング」の定義をまとめる。次にグループで議論して、グループ毎の定義を発表し、意見交換。
最後に、堀田先生から文部科学省の定義の説明を受けた。
個々で考えをまとめたりグループで議論するとともに文部科学省の定義を知ることで、「アクティブ・ラーニング」について整理することができた。
文部科学省用語集における定義
「教員による一方向的な講義形式の教育とは異なり、学修者の能動的な学修への参加を取り入れた教授・学習法の総称。学修者が能動的に学修することによって、認知的、倫理的、社会的能力、教養、知識、経験を含めた汎用的能力の育成を図る。発見学習、問題解決学習、体験学習、調査学習等が含まれるが、教室内でのグループ・ディスカッション、ディベート、グループ・ワーク等も有効なアクティブ・ラーニングの方法である。」
《用語集》P37
http://www.mext.go.jp/component/b_menu/shingi/toushin/__icsFiles/afieldfile/2012/10/04/1325048_3.pdf
《アクティブ・ラーニングの意義》P15
※平成24 年8月に出された中教審の「新たな未来を築くための大学教育の質的転換 に向けて~生涯学び続け、主体的に考える力を育成する大学~」と題した答申の中で大学での学びを「学習」ではなく「学修」という表現をするようになった。
2 輪読「放送メディア研究」12
第1部 変容する教育メディアの実態
■家庭での子どもとメディアの関わり
④ メディア利用による学習への効果・効用
・子どもの主体的な学習につながる可能性
・自分専用による学習意欲
・共に学習する仲間と学習を進めることの効用
⑤ 今後の展望
家庭におけるメディアを利用した学習の可能性として、自分に合った方法での学び、人と協力しての学び、創る活動を通しての学びが考えられる。
■学校におけるデジタルメディア利用の変遷
木原俊行(大阪教育大学教育学部)
デジタルメディアの歴史は前史、黎明期、充実期、普及期、発展期に分けられるが、前史と黎明期についてハード面を中心にした解説。
前史ではコンピューターによるCAI(個別学習)アナログ機器とコンピューターを組み合わせた実践などの紹介。黎明期のマルチメディアパソコンの登場による多様な情報の収集・整理・表現ができるようになった時期の環境と実践の紹介。
9月学びと教えの研究会
2 場 所 園田学園女子大学 2号館 2階 222教室 尼崎市南塚口町7-29-1
(阪急神戸線「塚口駅」から約1km) http://www.sonoda-u.ac.jp/access.html http://www.sonodau.ac.jp/campuslife/guide.html TEL:(06)6429-1201(代表)
情報教育センター<直通>TEL 06-6429-9909
3 内 容 (1)堀田先生のミニ講義 「新学習指導要領でアクティブ・ラーニングをどのように展開したらよいか」
(2)輪読 「放送メディア研究」(NHK放送文化研究所)
以下の部分を事前にお読み下さい。※https://www.nhk.or.jp/bunken/book/regular/media/media_12.htmlからも読めます。
第1部 変容する教育メディアの変遷 ■家庭での子どもとメディアの関わり 4 メディア利用による学習への効果・効用 5 今後の展望─家庭におけるメディアを利用した学習の可能性(門前先生) ■学校におけるデジタルメディア利用の変遷 1 はじめに──学校におけるデジタルメディア利用を把握するための視座 2 学校におけるデジタルメディア利用の前史 3 学校におけるデジタルメディア利用の黎明─マルチメディアの利用 (赤井先生)
(3)その他 |
1 輪読「放送メディア研究」12
第1部 変容する教育メディアの実態
■多様化する教育メディアの研究
③ NHK学校放送の展開 (十河先生)
学校放送番組の設計は授業者のニーズや学習指導方法
を取り入れている。
テレビ学校放送が始まり、60年以上経つが拡張・深化
し多種多様なメディア教材を提供している。
■家庭での子どもとメディアの関わり
中垣眞紀、土屋利恵子(ベネッセ教育総合研究所)
④ 家庭における子どものメディア利用の変遷(片岡先生)
メディア環境の変化として特にスマートフォンの台頭とそれ伴う子どもたちの生活の変化として、コミュニケーションの仕方の変化、時間の使い方の変化がある。
⑤ 学習におけるメディア利用の実態(門前先生)
家庭学習におけるメディア利用をデジタルメディアの機能で整理し「オープン」「フレキシブル」「パーソナル」「シェア」の4つに分類。子どもたちの学習活動実態の調査と照らし合わせて分析している。
2 堀田先生ミニ講義
「統計的検定におけるサンプルサイズと効果量の関係」
アンケートなどの調査結果の分析で統計的な検定を行って、信頼性を確保しているが、
サンプルサイズの大小によって、有意差の有無に違いが出てくることがある。サンプルサイズが大きくなればなるほど有意差が出てくる傾向にある。
そこで、最近ではサンプルサイズによって変化することのない、標準化された指標である効果量が用いられるようになっている。
本研究会でも学習スタイルとICT活用というテーマでアンケート調査を統計的に分析し、それをもとに子どもの学習スタイルの区分法を考えた。そしてクラスの子どもの学習スタイルを調べて、ICT活用の効果分析を試みた。統計的な検定で信頼性を確保したが、効果量は用いていなかった。今後は調査分析に効果量が必然的になってくると考えられる。
7月学びと教えの研究会
2 場 所 (株)内田洋行大阪支店(大阪ユビキタス協創広場CANVAS) 1階フューチャークラスルーム 大阪市中央区和泉町2-2-2 TEL:06-6920-2425
地下鉄谷町線・中央線「谷町四丁目駅」8番出口より約500m
■多様化する教育メディアの研究
■家庭での子どもとメディアの関わり (2)堀田先生のミニ講義
「統計的検定におけるサンプルサイズと効果量の関係」 |
1 堀田先生のミニ講義
文部科学省平成27年3月発行のパンフレット「21世紀を生き抜く児童生徒の情報活用能力育成のために」(「情報活用能力調査」の結果から見る指導改善のポイント)の概要説明。
・情報活用能力を育成する学習活動例
・改善のポイント1~10
の紹介と情報活用能力の育成に向けては、各教科等の指導には、情報活用能力の育成につながるねらいや内容が含まれていることを意識することが重要であるとお話でした。
http://jouhouka.mext.go.jp/school/pdf/shidoujirei.pdf 参照
2 輪読「放送メディア研究」12 第1部 変容する教育メディアの実態
■多様化する教育メディアの現状 放送メディアの拡張と深化から 宇治橋祐之
内容についてのまとめた資料をもとにした発表と意見交換を行いました。
次回はこの続きから行います。
ここで紹介されている新しい学習の仕組み
http://www.jmooc.jp/
http://www.jmooc.jp/jr/
https://ja.khanacademy.org/
3 エプソンさんに最新式の電子黒板のデモをしていただきました。
6月学びと教えの研究会
2 場 所 エプソン販売株式会社 大阪支店 |
エプソン販売株式会社大阪支店までのアクセス地図
1 堀田先生のミニ講義
「教員の資質向上に向けたICT活用研修を考える」
一人1台のタブレットが導入され、ICT活用の研修をしたときに「明日からすぐ使えるICT活用を映像で見せてほしい」と言われることがある。そうした場合には日本視聴覚教育協会のICT教育活用事例映像集http://www.eduict.jp/movies/ 小5年算数の「百分率とグラフ」を紹介することにしているが、研修の積み重ねがなくそれをなぞるだけでは、子どもも違うこともあり活用させることは難しいと考えられる。映像を見るにしても、その研修の後には、必ず全教員がPMIやKWLなどのシンキングツールに記入することを積み重ねることで、1年目に実施した研究が2年目に上積みされた研究になるなどのお話があった。
シンキングツール http://www.ks-lab.net/haruo/thinking_tool/short.pdf 参照
2 タブレット端末基礎講座
豊中市立東丘小学校 高橋功太郎先生
タブレット端末のカメラ機能だけを使った授業実践報告
実践の視点として・準備が簡単 ・誰でも実践 ・カメラ機能(静止画や動画)
・時間を有効に活用 ・児童が主体的に取り組める。 があげられた。
実践例として4年生算数の立体の展開図、5年生国語音読詩の暗唱、5年生体育マット運動、長縄8の字、理科の顕微鏡写真などの紹介があった。
タブレットを授業で使うことが目的ではなく、児童の理解・主体的な学びの道具(子どもが使う)であることが大切。
5月学びと教えの研究会 1 日時 平成27年5月16日(土)午後5時から午後7時 はじまりの時間が遅くなっています。
2 場所 場所:園田学園女子大学 2号館 2階 222教室
尼崎市南塚口町7-29-1 http://www.sonoda-u.ac.jp/access.html http://www.sonodau.ac.jp/campuslife/guide.html TEL:(06)6429-1201(代表)
情報教育センター<直通>TEL 06-6429-9909
3 内容: (3)その他 |
1 堀田先生のミニ講義
「放送・視聴覚教育の近未来を国の動きに合わせて議論しよう」
まず、放送教育と視聴覚教育の定義をウィキペディアから確認。時代の発展とともにメディアミックスの考え方が加わり放送番組、視聴覚教材が教材一つとしてとらえられるようになってきたこと。今後、教科の中や協働学習などの学習形態の中での放送教育や視聴覚教育といった考え方になりつつあり、平成27年度の放送教育・視聴覚教育の案内でもそのことがうかがえることなどのお話があった。
http://www.nhkk.or.jp/taikai/2015annai1.pdf
2 授業におけるICT活用例提案
豊中市立南桜塚小学校 井上彰信先生から2年生の算数 分数の単元でiPadを使って取り組んだ授業の報告があった。
参加者とともに、ICTを活用する場合の子どもたちにとってわかりやすい授業づくりについての意見交換をおこなった。
3月学びと教えの研究会 1 日時 平成27年3月20日(金)午後6時30分から
はじまりの時間が遅くなっています。 |
1.堀田先生のミニ講義
「反転授業はどのような効果が期待できるのか」
反転授業とは…従来の授業と宿題の役割を反転させた授業の形態。デジタル教材などを利用して自宅で知識を習得し、教室では知識の確認や問題の演習を行う。
佐賀県武雄市の反転授業(スマイル学習)の取り組みの紹介。武雄市の小学校では、児童がタブレット端末を家庭に持ち帰り、5~7分の動画を視聴し、その後タブレットのワークシートで演習問題(クイズ形式)を解き、アンケートで感想を記入して授業に臨む。学校では話し合い中心の授業を展開する。家庭学習時間の増加しており、また、動画設計づくりを通して先生の教材研究が進むなどの効果が考えられる。
2.放送番組の活用について
豊中市立東丘小学校 髙橋功太郎先生の報告
5年の社会科「私たちのくらしをささえる情報」
自らニュース番組を制作。番組作りで必要なこと、考えなければいけないことなど興味をもって学習に取り組めるということで、4人1組で「カメラマン」「プロデューサー」「放送記者」「キャスター」び役割を分担。1分間のニュース番組づくりに取り組み、iPadで撮影して制作。ニュース素材を選んだ理由や放送順を決めた理由も明らかにさせることも同時に行う。制作したニュース番組をみんなで視聴。NHK for school「メディアのめ」~知ってる?ニュース番組の舞台裏~を振り返りとしての視聴も熱心に行うことができた。
2月学びと教えの研究会 1 日時 平成27年2月28日(土)午後3時から午後5時
はじまりの時間が遅くなっています。
2 場所 場所:園田学園女子大学 2号館 222教室
尼崎市南塚口町7-29-1 http://www.sonoda-u.ac.jp/access.html http://www.sonodau.ac.jp/campuslife/guide.html TEL:(06)6429-1201(代表)
情報教育センター<直通>TEL 06-6429-9909
3 内容: 提案者 豊中市立東丘小学校 髙橋功太郎 先生 ※番組を視聴しながら提案をしていただきます。 ・その他 |
1.堀田先生のミニ講義
「学習スタイル調査などで活用した
アンケート調査のコツ」
タブレットを導入したときの効果や放送番組を活用したときの効果を測定するために、アンケートをどのように作っていくかについてのお話があった。
①先行研究のアンケート項目を参考にする
②必要なアンケート項目を追加する
③プレのアンケート調査を行う
④因子分析を行う ⑤因子分析に基づいてアンケート項目をつくる
⑥アンケートを2ポイントか3ポイント(学期ごとなど)
⑦例えばタブレットを活用していない、放送番組を活用していないグループにも同じようにデータをとる。
⑧それで差があれば、効果があると言える。
など、統計的な手法を使って、アンケートの信頼性を得ることが大切であるというお話であった。
2.放送番組の活用について
豊中市立東丘小学校 十河秀敏先生の報告
幼稚園・保育所(園)・小学校連絡会でNHK for School「スマイル」”自分の知る魔法”を視聴し、各校種でどうかつようできるか話し合った内容の報告があった。
番組を通じて、自尊感情の育成に活用できること。ソーシャルスキルトレーニングとしての活用も考えられるなど校種を超えて活用を図ることができるということであった。
1月学びと教えの研究会 1 日時 平成27年1月23日(金)午後6時から8時
2 場所 マイクロソフトソリューション&クラウドセンター大阪 〒541-0053 大阪府大阪市中央区本町1-6-17 TEL:06-4705-7760 地下鉄堺筋線・地下鉄中央線「堺筋本町駅」 (13番出口)より徒歩1分 地下鉄御堂筋線・地下鉄中央線「本町駅」 (3番・7番出口)より徒歩8分 *アクセス地図 参照 http://www.fsi.co.jp/mscc/map_2.html 3 内容 (1)堀田先生ミニ講義 「学習スタイル調査などで活用したアンケート作成のコツ」 (2)放送番組の活用例提案 活用番組名 「スマイル!」 提案者 豊中市立東丘小学校 十河秀敏 先生 ※番組を視聴しながら提案をしていただきます。 (3)その他 |
1.堀田先生のミニ講義
「放送・視聴覚教育全国大会を振り返って感じたこと」
テーマ別研究交流「生き生きと学ぶ子どもを育てる放送学習」の「いじめをノックアウト」の実践報告の紹介と継続視聴とアンケートを3期に分けて取ることでの評価についてのお話、公開授業での取り組みの紹介がありました。
2.授業支援システム紹介
タブレット端末と授業支援システムを使った協働授業の紹介がSkyさんからありました。
3.放送番組の活用について
理科4年「ふしぎがいっぱい『金属が大きくなる?』』を活用した授業づくりについて
豊中市立緑地小学校 村中 翔 先生から提案がありました。
・空気、水、金属の温度と体積の変り方の実験を通して学習した後、まとめとして視聴
・効果としては、教科書の写真がどのようにへんかしているかがわかりやすいこと、授業
ではできない実験が放送されることがあげられました。
12月学びと教えの研究会 1 日時 平成26年12月12日(金)午後6時から8時 2 場所 (株)Sky 〒532-0003 大阪市淀川区宮原3丁目4番30号 ニッセイ新大阪ビル20階 TEL : 06-4807-6371 アクセス(最寄り駅) * JR新大阪駅西口から徒歩10分 * 地下鉄御堂筋線4番出口から歩道橋を徒歩2分 *アクセス地図は http://www.skygroup.jp/company/access/osaka.html参照 ※集合は、直接エレベータで20階受付。 (エレベータの警備員に「Skyで研修」と伝えてください。) ※遅れてこられた方は、(6時以降は扉が閉まっているので) エレベータを降りたところで「大阪放送・視聴覚教育研究会」 を告げる。(係員がいないときはインターホンで) 3 内容 (1)堀田先生ミニ講義 「放送・視聴覚教育全国大会を振り返って感じたこと」 (2)授業支援システム紹介(Skyさん) (3)放送番組の活用について
活用番組名 理科 4年 「ふしぎがいっぱい」 提案者 豊中市立緑地小学校 村中 翔 先生 ※番組を視聴しながら提案をしていただきます。 ※学びの会の後、懇親会を予定しています。 |
堀田先生ミニ講義
「フューチャースクール実証研究校の学びの原点にあるもの」
広島市立藤の木小学校の取り組みを紹介
・目指す授業は
授業過程に「協働学習」を位置づける
・そのための3つのスタイルを決める
*児童の学びの構えるためのスタンダード
*教師の授業過程モデル
*教えあい学び合いを促進するつながる発言
・協働学習モデル
課題をつかむ⇒個人思考⇒ペア・班での思考⇒全体思考⇒まとめ⇒振り返りと評価
その中でのICTの位置づけについての示唆を得ました。
放送番組の活用について
6年社会の「歴史にドキリ」を活用した授業の提案
『陸奥宗光・小村寿太郎~条約改正への道のり~』
・ノルマントン号事件の風刺画に描かれている意味を読み取り、この事件がきっかけに条約改正が実現していった経緯を学んだあと、まとめとして放送番組を活用。
*番組活用後の効果として
・児童の興味関心の高まり、歴史好の増加。
・人物中心の学習(番組)⇒道徳教育との関連 があげられた。
11月学びと教えの研究会 1 日時 平成26年11月15日(土)午後1時から午後4時
2 場所 場所:園田学園女子大学 2号館 222教室
尼崎市南塚口町7-29-1 http://www.sonoda-u.ac.jp/access.html http://www.sonodau.ac.jp/campuslife/guide.html TEL:(06)6429-1201(代表)
情報教育センター<直通>TEL 06-6429-9909
3 内容: 提案者 茨木市立耳原小学校 上野靖彦 先生 ※番組を視聴しながら提案をしていただきます。 ・その他 |
1.堀田先生のミニ講義
「子どもを主体的に活動させる協働学習のデザインとは」
協働学習の利点と互恵的教授法の活動効果について学びました。
また、協働学習をデザインするときの教師の役割として19のポイントが提示されました。
2.放送番組の活用について
豊中市教育センターの長谷川先生から
①初任者向けの講義
②NHK ふしぎがいっぱい4年生「人の体が動くのは」を視聴し、指導案をつくってみました。
10月学びと教えの研究会 1 日時 平成26年10月17日(金)午後4時から係り打ち合わせ 午後6時から「学びと教えの研究会」
2 場所 たかつガーデン 牡丹 (2階)
大阪市天王寺区東高津町7番11号
06-6768-3911
「子どもを主体的に活動させる恊働学習のデザインとは」 (2)放送番組の活用について 活用番組名『空気の力?』4年生 提案者 豊中市教育センター 長谷川健治先生 ※番組を視聴しながら提案をしていただきます。 (3)その他 |
1.堀田先生のミニ講義
「ワークショップ:情報モラル教育の取り組み方」
ーインターネットのやり取りで気をつけることを考えようー
SNS等のトラブル(小5~中1)教材映像「ひとりよがりお使い方にならないように」を見て、各自でこの教材を使った指導案を考え、グループで交流しました。
その後、グループで話し合った内容を全体で交流しました。
映像教材は ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=fr-7wmRG9rI
解説書は↓
http://jouhouka.mext.go.jp/common/pdf/information_moral_manual_color.pdf
2.授業のおける放送番組の活用例提案
番組名「できた できた できた」
提案者:片岡ひろえ先生
保育での番組活用を考えました。
3学期に5歳児が小学校の1日入学体験をする前に視聴する。
1日入学前日
①学校ってどんなところ
小学校はどんなところかを番組を視聴して知り、1日入学を楽しみにする。
1日入学当日
②学校のやくそく
登園時から小学校の話題で盛り上がる。出発前に小学校のやくそくを知る
http://www.nhk.or.jp/tokkatsu/dekita_gakkou/index.html
番組を視聴することで
・小学校のイメージがさらに広がり、1日入学に対する気持ちが高まる。
・視聴したことで得た新しい情報を自分なりに教師や友だちに知らせたりする。
・小学校に行ったとき、視聴した情報をもとにいろいろなことに気づく。
・視聴から学んだ学校のやくそくを守ろうとする。
幼稚園児と小学1年生がこの番組を一緒に見る展開も考えられます。
7月学びと教えの研究会 1 日 時 平成26年7月19日(土)午後3時~5時 (いつもより開始が2時間遅くなっています。)
2 場 所 園田学園女子大学 http://www.sonoda-u.ac.jp/access.html http://www.sonoda-u.ac.jp/campuslife/guide.html TEL:(06)6429-1201(代表)
情報教育センター<直通>TEL 06-6429-9909 「ワークショップ;情報モラル教育の取り組み方」 (2)保育における放送番組の活用 活用番組名『できた できた できた』 ①学校ってどんなところ? ②学校のやくそく 提案者 片岡ひろえ 先生 ※番組を視聴しながら提案をしていただきます。 ※9月以降の予定は下記のとおり7回あります。 7月の学びの会で、提案者を決定したいと思います。 どれかの日程をお選びいただきますので、 よろしくお願いいたします。 09/12(金)、10/18(土)、11/15(土)、12/19(金) 01/16(金)、02/21(土)、03/06(金) (3)その他 |
1.堀田先生のミニ演習
「授業での活用イメージをつくる(iMovie編)」
iPadのiMovieを使って、動画作品を作る演習を行いました。3つの班に分かれて、テンプレートを選び、それに従って、iPadのカメラで動画を撮影していくと作品が完成していくというものです。最後に作品を交流しました。授業でも1時間で子どもたちは作品をつくりあげて交流できるとのこと。
2.授業のおける放送番組の活用例提案
「ふしぎがいっぱい(4年)夏の星たち」
提案者:門前雅己先生(枚方市立小倉小学校)
ネット配信されているNHK for Schoolの番組を視聴して、どのような授業構成ができるのか、また評価規準について話し合いました。
http://www2.nhk.or.jp/school/movie/bangumi.cgi?das_id=D0005110028_00000&year=2014&h=8
6月学びと教えの研究会 1 日 時 平成26年6月14日(土)午後1時~4時
2 場 所 園田学園女子大学 http://www.sonoda-u.ac.jp/access.html http://www.sonoda-u.ac.jp/campuslife/guide.html TEL:(06)6429-1201(代表)
情報教育センター<直通>TEL 06-6429-9909 「授業での活用イメージをつくる(imovie編)」 (2)授業における放送番組の活用例提案 活用番組名『ふしぎがいっぱい(4年)夏の星たち』 提案者 枚方市立小倉小学校 門前雅己 先生 ※番組を視聴しながら提案をしていただきます。 (3)その他 |
5月学びと教えの研究会 1 日 時 平成26年5月18日(金)午後6時~8時 2 場 所 NHK大阪放送局第8会議室(15階)
大阪市中央区大手前4-1-20 (℡ 06-6937-3191) 3 内 容 1.堀田先生の講義 「放送番組の活用効果基準」 2.その他
*今後の「学びと教えの研究会」内容検討
*その他 |
堀田先生のミニ講義
「タブレット端末導入効果~今までと今後~」
学びのイノベーション事業実証研究報告書から
小中学校の取組では各教科等におけるICTの活用例および効果として
画像や動画を活用した分かりやすい授業による学習意欲の向上やデジタル教材による知識理解の定着、電子黒板等を用いた発表・話し合いで、思考力や表現力の向上などがみられたことなどが紹介された。また、タブレットなどの導入にあたっては、検証のため導入前・導入後にアンケートをとることの必要性とその内容についても紹介された。
また、タブレットなどを導入=学習意欲の向上・知識理解の定着 ではなくて導入により授業研究などが積極的に行われることで効果が現れるとのことだった。
ワオ・コーポレーションさん0歳から10歳向けを中心とした知育アプリ『ワオっち!』シリーズの紹介
家庭教育向けのアプリが中心ではあるが、幼稚園・小学校での活用、支援教育での活用も考えられる。iPadを使って体験した。
4月学びと教えの研究会 1 日 時 平成26年4月19日(土)午後1時~4時 2 場 所 園田学園女子大学 尼崎市南塚口町7-29-1 2号館 222教室 http://www.sonoda-u.ac.jp/campuslife/guide.html (阪急神戸線「塚口駅」から徒歩10分) http://www.sonoda-u.ac.jp/campuslife/guide.html TEL:(06)6429-1201
情報教育センター<直通>TEL 06-6429-9909 3 内 容 (1)ミニ講義:タブレット端末導入効果~今までと今後~ (2)ワオ・コーポレーションさん 「子ども向け知育アプリ『ワオっち!』シリーズの紹介」 (3)その他
※学びの会の後、歓送迎会を予定しています。
|
3月学びと教えの研究会 1 日時 平成26年3月7日(金)午後4時から係り打ち合わせ 午後6時から「学びと教えの研究会」
2 場所 たかつガーデン 牡丹 (2階)
大阪市天王寺区東高津町7番11号
06-6768-3911
「指示をとおすためのルールってあるの?」 (2)学びの会 セミナーバトル 大阪大学准教授 伊藤雄一先生をお迎えして 「授業がわかるとはどういうことか~工学と教育のバトル・コラボ」 (3)その他 ※ 事前に人数を把握する必要がありますので、必ず3月5日までに、 お申し込みください。 |
堀田先生のミニワークショップ
「指示をとおすためのルールってあるの?」
(理想は)主体的に行動する子どもを育てたい! そのためには子どもが納得して行動するための説明が必要ということで、説明(指示をとおす)する時のルールについて考えました。
大阪大学准教授 伊藤雄一先生をお迎えして
「授業がわかるとはどういうことか~工学と教育のバトル・コラボ」
伊藤先生が研究している分野「分かってくれるコンピュータ」のおはなし。
コンピュータと人を考えたとき、人にとって直感的なインターでフェースが重要(バッドインターフェースを例に考えました。)
研究分野の中でも教育におけるアンビエントインターフェースのおはなしは、スマホやiPen(仮)を使って、子どもの理解度が授業をしながらわかるとか、教師がそれぞれの子どもとどれだけの接点をもったかが数値的にわかるなど、コンピュータが教師をサポートしてくれるような将来像が浮かびました。
2月学びと教えの研究会
情報教育センター<直通>TEL 06-6429-9909
必ず、前日までに申し込んでください。
|
堀田先生のミニワークショップ
「ICT活用を普及させる校内研修デザイン」をテーマに下記の課題に取り組んでそれぞれが考えたデザインを発表しました。
<状況設定>
いまは2月の初旬です。4月から、3~6年生の児童1人1台にタブレット端末が導入されることが決まりました。11月末には公開授業を開催しなければいけません。
<課題>
2月~11月末までの研修をデザインします。
前提として、公開授業では何学級公開するかを決め、それに向けて以下の3点をでざいんしてください。
1.学内体制 2.研修分類 3.授業研究
ダイワボウ情報システムさんの
「タブレット端末を活用した模擬授業」
教育の情報化の今後の流れとして、 現状のICT活用から目標とするICT活用(1人1台の端末、協働学習・個別学習が可能で使用場所を選ばず、様々なシーンでの活用)へ向かうための必要要素として、環境整備・活用方法・実践の3点があげられる。
小学校5年生 社会 単元「水産業のさかんな静岡県」を題材に模擬授業
デジタル教科書を活用
与えられた課題を各自がタブレット端末に書き込んで発表
与えられた課題をタブレット端末のデジタル教科書をもとに考え、タブレット端末のワークシートに書き込んで発表
ピッケのプレゼンテーションを使って、ポスターづくり
1月学びと教えの研究会 1 日時 平成26年1月17日(金)午後6時から8時 2 場所 (株)Sky 〒532-0003 大阪市淀川区宮原3丁目4番30号 ニッセイ新大阪ビル20階 TEL : 06-4807-6371 アクセス(最寄り駅) * JR新大阪駅西口から徒歩10分 * 地下鉄御堂筋線4番出口から歩道橋を徒歩2分 *アクセス地図は http://www.skygroup.jp/company/access/osaka.html参照 ※集合は、直接エレベータで20階受付。 (エレベータの警備員に「Skyで研修」と伝えてください。) ※遅れてこられた方は、(6時以降は扉が閉まっているので) エレベータを降りたところで「大阪放送・視聴覚教育研究会」 を告げる。(係員がいないときはインターホンで) 3 内容 (1)Sky見学 (2)堀田先生ミニ講義 「幼小連携前にまず確認すべきこと~子どもの発達とメディアの役割」 (3)模擬授業風 授業支援システムの紹介 (Skyさん) ※学びの会の後、懇親会を予定しています。
|
堀田先生のミニ講義
「幼小連携前にまず確認すべきこと~子どもの発達とメディアの役割」
コミュニケーションには「表現する力」と「聞く力」が必要ですが、特に「聞く力」に着目してのお話でした。
新生児のコミュニケーション→愛着形成期のコミュニケーション→触育によるコミュニケーションの話→素話・絵本・漫画によるコミュニケーション→幼児の同年齢グループ内でのコミュニケーションについてのお話があり、幼児期はコミュニケーションの仕方が身体表現による伝え合いから、その土台の上にある言語表現が育ち、言語表現による伝え合いへと大きく変化していく時期で、幼小連携でメディア活用する時に知っておくべきこととして
・子どもとそして大人との相互作用促進
・美しさの感覚、感動できる内容を選択
・ユーモアでイメージを豊かに、記憶保持
・短期記憶の限界
・表象能力は低い
・言語発達(聴いて理解するのは7割ほど)
の6点が示されました。
Skyさんによる模擬授業風の授業支援システム紹介
個々にタブレットがある場合の授業例
小学校理科 骨と関節そして筋肉の付き方について各自がタブレットに書き込み、それを全員で共有する模擬授業
先生のみがタブレットを使う授業例
台形の面積の求め方を各自がプリントに書き込みしたものをタブレットで撮影し、それを全員で共有する模擬授業
12月学びと教えの研究会
1 日時 平成25年12月13日(金)18:00~20:00 |
堀田先生のミニワークショップ
「児童・生徒に情報活用能力を育むための『活動』」
・ 小学校低学年・中学年・高学年、中学校のそれぞれの段階で、情報教育ついてのカリキュラムについて箕面市の場合を例として紹介がありました。
・ グラフからわかることを主発問に迫る補助的な発問・質問を考えたり、イメージ写真からシナリオを考えたり、シナリオから絵コンテを考えるワークを行いました。
タブレットPCの有効活用
~授業支援システム紹介~
内田洋行さんからタブレットPCを使った授業の紹介と授業支援システムでのタブレット活用例についてのワークショップを行いました。
11月 学びと教えの研究会
1 日 時 平成25年11月15日(金) 午後6時~8時 |
10月 学びと教えの研究会
1 日 時 平成25年10月19日(土) 午後1時~4時
TEL:(06)6429-1201
思考ツールを用いた授業を考える」
(エプソン(株))
入校はできません。 出店でお召し上がり下さい。 |
9月 学びと教えの研究会 1 日 時 平成25年9月7日(土) 午後1時~4時 2 場 所 園田学園女子大学 尼崎市南塚口町7-29-1 開学30周年記念館 4階 (阪急神戸線「塚口駅」から徒歩10分) TEL:(06)6429-1201 3 内 容 (1)ミニ講義 「OECD「キー・コンピテンシー」から考える府放視の研究の方向性」 (2)パイオニア(株)さんによる タブレットPCを活用した授業支援システムの模擬授業風紹介 (3)サイボウズLiveの紹介
|
堀田博史先生のミニ講義
OECDにおける「キー・コンピテンシー」についてのお話と府放視の研究の方向性の提案がありました。
放送や視聴覚、ICTを活用した授業おいて、先生の力を借りずに自分たちで授業を進めるための方法やヒントをリーフレットなどのような形にまとめるというものです。
パイオニア(株)さんによる
タブレットPCを活用した授業支援システムを模擬授業風に紹介していただきました。
電子黒板の機能としては、「書く」「消す」「拡大する」の3つでほとんどの授業では十分カバーできること、タブレットPCと電子黒板をリンクしながらの協働学習を体験しながらの模擬授業でした。
7月 学びと教えの研究会 1 日時 平成25年7月13日(土) 午後2時~5時 2 場所 (株)内田洋行 大阪支店(大阪ユビキタス協創広場 CANVAS) 1階 フューチャークラスルーム 大阪市中央区和泉町2-2-2 地下鉄谷町線・中央線「谷町四丁目駅」8番出口より徒歩8 分 3 内容 (1)ミニ講義「学校で整理していますか?子どもの情報活用能力一覧」 (2) CASIOさんより「カシオインタラクティブホワイトボード」 ~紙とデジタルペンで双方向授業~ のデモ (3) ICTを活用した模擬授業(第3回) ICTを活用した授業づくり 4年算数 小数の単元
|